リーダーとして心がけるべきこと 9選。ジェームススキナーの原則中心から学ぶ。

らくに生きるヒント

こんにちは、すがどん(@sugadon0111)です。

最近、僕はジェームススキナーの原則中心: 会社には原則があった!という本を読みました。

僕は、ジェームスのセミナーに一度参加してから、ジェームスの論理的でわかりやすい伝え方に感銘を受けてジェームス著の本やDVDを最近よく読んでいます。

今回の原則中心という本は、会社でリーダー的な役割を担っている方にもってこいの本だと感じました。

なぜなら、リーダーとして心がけるべき事がたくさん書かれていたからです。

書かれていたことを実現出来るリーダーがいるのならば、そのリーダーの下で働いてみたいと心から思いました。

今日は、原則中心を読んでみて感じたリーダーとして心がけるべきことをPick upして記事にしてみます。


1.リーダーとしていい人間であること

これはシンプルでいて、一番難しいことのように思います。

ジェームスによれば、人は不正の力に従いたいとは思わないとのことです。

よく仕事を強制してしまうリーダーがいると思います。

部下の状況を把握せずに、「これをやれ!」と強制的にやらせてしまうのです。

これは、不正の力に該当します。

あまり良くないとはわかっていても、このようなやり方をしてしまうのは即効性があるからだとジェームスは言います。

確かに、圧をかけられてこれをやれ!と言われたら部下は圧に負けてやらざるを得ないですから、やりますもんね。

ただ、それが積み重なると、部下はそのリーダーから逃れたいという気持ちがどんどん強まっていきます。

仕事を強制的にやらせる不正なやり方は、長い目で見れば効果が低いです。

それから、リーダーがサボっていたりお昼時間が終わっても昼寝を続けていたりというような場面を見てしまうと、何だかもうそのリーダーの指示に従いたくないという気持ちが出てきてしまうものです。

多少専門的な知識が乏しくても、いい人間である人は、リーダーとしての資質を備えていると言えるのではないでしょうか。

2.ビジョンを示し、部下を認識すること

このチームはこういうことを目指していきます!とビジョンを示し、リーダーが模範となって実行すると部下にとってはわかりやすくて、行動しやすくなります。

ビジョンが示されている場合、たとえリーダーがいなくて部下が自分で何か意思決定をしなければならない場面であっても、ビジョンに沿ってリーダーが実践していたように意思決定が出来るようになると思います。

リーダーというと、何か指示を出しているようなイメージが強いかもしれませんが、まずはリーダー自身が模範となって実践していく事が大切です。

それから、部下も人間であり、自分の仕事は誰かの役に立っていると思いたい、認めて欲しい、喜んでほしい、というように貢献したいという思いを持って仕事をしています。

その部下の貢献心をリーダーが認識することが大切です。認識できれば、部下が仕上げてくれた仕事に感謝の言葉をかけたり出来るのではないでしょうか。

ビジョンを示して、部下の貢献心を認識し、みんなで素晴らしいことをやっていこう!とみんなを引っ張っていくリーダーが真のリーダーであるとジェームスは言います。

3.人間を物みたいに扱わないこと

これは僕が声を大にして言いたいのですが、リーダーにある立場の人が部下に対して”使う”という言葉を使うのはどうなんだろうと思います。

「A君使って、対応してみて」
「B君使えないなー」

人間は物じゃないです!だから、部下も物じゃないです!

ジェームスがリーダーに提案しているのは、人を物として扱わずに、まずは名前で呼んでみようということです。

何だか、自分の名前を誰かから初めて呼ばれた瞬間って嬉しくないでしょうか。

自分の存在を認めてもらえていると感じて、嬉しくなると思うんです。

部下や顧客に対して、名前で呼ぶことをしてみると、良い関係性を築いていく基礎が出来ると思います。

4.会社の唯一の問題はあなたであることを忘れないこと

これはつまり、外枠の組織構造やプロセスから変えていこうとするのではなく、リーダーであるあなた自身が模範となって変わっていこうということです。

この認識を持つことで、会社の問題は自分にあるということを忘れずに自分自身の課題にフォーカス出来ます。

よく、何か問題があると他人に矛先が向かいがちです。

でも、僕がよく思うのは、他人のことは変えられないということです。

自分から模範となれるように変わっていって、その姿を見ている部下たちが自然と行動が変わっていくというのがベストだと考えます。

会社の問題は自分にあるというように考えて、問題解決のために自分にフォーカスするジェームスの考えかたに共感します。

5.苦手なことにも取り組むこと

リーダーは他人のやらないことを先駆けてやるのではなく、自らのやらないことを先行してやる人のことをいうと、ジェームスは言います。

リーダーの下で働いていると、このリーダーはこういうことが苦手なんだなと感じるところがあると思うんです。

その苦手な部分を、部下に押しつけると、その部下はやっぱりおもしろくありません。

しかも、押しつけていることに悪気がなかったらもっと最悪です。

リーダーだって、完璧な人間というわけにはいきません。得意なこともあれば苦手なこともあります。

その苦手な部分をまず認めるということが大切なのではないでしょうか。

苦手な部分を認めずにごまかして、部下に仕事を押しつけていると部下はそれを敏感に察知します。

ごまかしているので、良い人間には見えなくなるんです。

良い人間に見えなくなると、そのリーダーにはついていきたくないと部下は次第に思っていきます。

逆に、苦手な部分にも取り組んでいるリーダーを見ると、部下としてはリーダーの力になりたい、助けたいと思うものです。

6.月に一度1on1ミーティングを開くこと

これは、あのヤフーでも行われている習慣です。

上司が部下ひとりひとりと話す機会を設けて、部下の仕事の状況を1対1で話し合うというものです。

実際に僕は1on1ミーティングを開く会社で働いていたことがありますが、1on1ミーティングの時間はあったほうがよかったと思っています。

なぜかというと、日頃業務に従事していて気になっていた細かな疑問点も1on1ミーティングの時間によって解消したということが何度もあったからです。

細かい話なので、いつも忙しいリーダーに声をかけて聞くにも申し訳ない気がして聞けずにいたことを、1on1ミーティングの時間が定例的に設けてあると、そこで聞いてみようと思えるのです。

あとは、自分もチームの一員なんだと感じることが出来るという点も1on1ミーティングのメリットだと思います。

リーダーが忙しい中、自分のためだけに定例的に時間を使ってくれるんだと感じて、自分の存在が認められたような気がするのですよね。

以上の経験からも、1on1ミーティングのメリットはとても多いと感じています。

7.コントロールではなく、エンパワーメントに集中すること

エンパワーメントとは、”自信を与えること、力を付けてやること”という意味です。

部下には、向上心が備わっています。

部下の向上心は、リーダーからコントロールされ過ぎてしまうと、どんどんなくなっていきます。

部下は、コントロールされると信頼されていないんだなと感じます。

リーダーから信頼されていない中で、自分の能力を伸ばしてチームに貢献しようとは思えないものです。

そこで、リーダーはコントロールではなく、エンパワーメントに集中するのが得策です。

部下の能力を伸ばすことは、リーダー自身の負担を減らすことにつながってきますし、部下は自分のことを考えてくれているんだなと感じてモチベーションが上がり、パフォーマンスも良くなっていきます。

部下の得意なことに注目して、認めて、どんどんその能力を伸ばすように促していきましょう。

そうすると、部下は前向きに日々の業務に取り組み、やがてチームの大きな力になってくれるはずです。

8.誰がやったのか?と聞かないこと

「誰がやったのか?」ではなく、「なぜこのようなことが起こり得るのか?」と尋ねるようにしようとジェームスは言います。

誰がやったのか?という質問は、職場でよく聞きますが、本当に必要なんだろうかと切実に思います。

この質問が飛び交うような環境で、はたして、前向きなチャレンジが出来るでしょうか。

きっと、失敗したら聞かれるわけですよね。「これ、誰がやったの?」と。

そして、失敗した時もダイレクトに失敗した人が責任を問われるように思えて、失敗時の報告もしにくくなるように思います。

失敗の内容によっては、報告タイミングが遅くなるということがさらに被害を拡大させてしまうということもあります。

「誰がやったのか?」という質問は、やはりしないべきです。

かわりに、「なぜこのようなことが起こり得るのか?」と質問をして、失敗が起こるシステムを疑って、システムを改善するようにします。

現状あまり良くないシステムがあるから失敗が起こり得ます。

つまり、そのシステムが存在する限り、例えば今回失敗してしまったAさん以外にもBさんCさんもそのうち失敗してしまう可能性があると言えます。

そう考えると、やはり、疑うべきは人ではなくシステムであると考えます。

9.仕事を委任すること

部下に仕事を振れるにも関わらず振らないで、自分が仕事を進めてしまうのは自己重要感に溺れているだけだとジェームスは言います。

部下はこの仕事を出来ないだろうから、自分がやっておこうとか、自分じゃないとダメだとか思ってしまいがちですよね。

でも、正直なところ、部下も同じ人間で能力が大きく変わるかというとそこまで大きくは変わらないと思うんです。

仕事を部下に委任してみると、部下もよく対応してくれるものです。

僕もいま後輩がいますが、僕より全然頭がいいなと感じています。

あとは経験を積む機会を提供すれば、あっという間に成長していくんだろうなという伸びしろも感じています。

それに、仕事を委任しないと、部下としてはまだ信頼されていないんだなと感じると思います。

仕事を部下に委任していくことで、部下との信頼関係も徐々に出来ていくはずです。

人の才能を解き放つことに集中し、自分以上の能力があることを信じ、自己重要感に溺れるのを止めようとジェームスは主張しています。

おわりに

ここまで、ジェームススキナーの著作、原則中心: 会社には原則があった!より、リーダーとして心がけるべきことを9つ見てきました。

ここでおさらいをしておきます。

  • リーダーとしていい人間であること
  • ビジョンを示し、部下を認識すること
  • 人間を物みたいに扱わないこと
  • 会社の唯一の問題はあなたであることを忘れないこと
  • 苦手なことにも取り組むこと
  • 月に一度1on1ミーティングを開くこと
  • コントロールではなく、エンパワーメントに集中すること
  • 誰がやったのか?と聞かないこと
  • 仕事を委任すること

原則中心と聞くと、ちょっと固い感じがしますが、後輩も出来てきた僕にとってはとても参考になりました。

ジェームスは、”成功する人は、成功しない人の知らないことを知っている”から成功するんだといつも言います。

この本は、リーダーとして成功するためのヒントをたくさん知ることができる本になっていました。

ジェームススキナーに関する記事を他にも書いています。合わせてどうぞですー。