一流のプロサッカー選手になるには何が必要?元日本代表 内田篤人が語る必要な資質12選

サッカー選手の考え方

こんにちは、すがどん(@sugadon0111)です。

あなたは、プロサッカー選手になるためにはどのような能力・資質が必要なんだろうと思っているでしょうか。

サッカーをやり始めてゴールする喜びや相手エースを封じる喜びを感じ始めて、いつかプロになりたいと思っているのかもしれませんね。

または、自分の子供がプロサッカー選手を目指していて、そのために必要な情報を探されているのかもしれません。

今日はそんなあなたに、元日本代表DFの内田篤人選手が思うサッカー選手に必要な資質を12個紹介します。

内田篤人選手といえば、2014年ブラジルW杯で全3試合にフル出場しており、ドイツブンデスリーガでドイツカップ優勝、欧州チャンピオンズリーグベスト4などの実績を残している一流のサッカー選手ですよね。

本記事の内容は、内田選手が書いた僕は自分が見たことしか信じないの本の中で語られている内容を参照しており、サッカー選手を目指すあなたにとって参考になる内容になると思っています。

ちなみに、僕は小学校で野球をやって、中・高・大学生の時にはずっとバスケットボールをやっていたので、スポーツ全般が好きなんですよね。

そんなわけで、スポーツ選手の考え方を僕自身参考にすることが多く、内田選手が書いた僕は自分が見たことしか信じないも買って読んでみたわけなんですよね。

この本は、サッカー選手になる資質が語られている他、内田選手の歩んできたサッカー人生であったり、子供たちへのメッセージも書かれているので興味がある方は読んでみてくださいー。

それでは、さっそく内田選手が思うサッカー選手になるための資質について見ていきましょー。


プロサッカー選手になるには?①: 監督のやりたいサッカーを理解する

僕が一番注目するのは、監督が怒ったとき。遠くにいても、ほかの選手のどんなパスに怒ったのか、どんな動きを注意したのか知りたい。

僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人 著より

内田選手は、監督を観察して監督がやりたいサッカーを理解してプレーすることで、先発でピッチに立てる可能性が高まると言います。

やはり、プロでのサッカーチームは監督がやりたいサッカーを掲げて、それに向かってチームが一丸となってプレーするものです。

その監督が掲げるサッカーを理解しないことには、監督から注目されて先発に選ばれることも無いでしょうということです。

例えば、監督がほかの選手に対して怒っているプレーを覚えておいて、この監督はこういうプレーを嫌がるんだと認識した後は、自分はそのプレーをしないように気をつけていたそうです。

監督のやりたいサッカーを理解することが、一流のプロサッカー選手になるための資質の一つです。

プロサッカー選手になるには?②: 勝利の価値を纏う

鹿島アントラーズにいたころ、僕が先発しないとチームの勝率が4割くらい下がるという記事を読んだことがある。

岩政(大樹)さんは「それが選手の価値」と言っていた。

僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人 著より

内田選手は鹿島アントラーズにいたころも、ドイツでプレーしている頃も自分が出場している試合でチームの勝率が高くなっているという記事を書かれたことがあったそうです。

本の中では、その記事について謙遜して真に受けていなかったと語られていますが、内田選手の先輩である元日本代表DFの岩政選手から「それが選手の価値」と言われたことがきっかけで、前向きにとらえるようになったようです。

勝利に貢献できる要素を持つプレーヤーになれば、先発で起用される機会も増えます。

パスの成功率、ゴール、アシスト、枠内シュートを止めた回数、クロスを上げた回数など、勝利のための貢献につながっていれば何でもいいのだと思います。

勝利に貢献することができる選手が、一流のプロサッカー選手に近づけます。

プロサッカー選手になるには?③: 気を遣える

僕はここで上がればチームは楽になるとか、ここで相手を削れば助かるとか、そういうことをずーーっと考えながらプレーしている。

僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人 著より

内田選手は常にチームのことに気を配りながらプレーをしています。

個人が気を遣わないとチームがうまく回っていかないし、勝利にもつながらないと実感しているようです。

例えば、パスを出すときのバウンドだったり、ボールを受けるときも相手が出しやすい位置に顔を出すようにしているとのことです。

鹿島アントラーズのロッカールームの壁には、ジーコスピリットの言葉として「助け合い」、「献身」、「補う」という意味のポルトガル語が貼られているようです。

サッカーの神様であるジーコがこうして言っていることからも、プロサッカー選手になるために気を遣えるかどうかは重要な要素であると感じられます。

プロサッカー選手になるには?④: 異変を察知できる

もし、ミーティングをやるのであれば、うまくいかなくなる前にやるのがベスト! なるべくならミーティングに至る前に、異変に気づける選手でありたい

僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人 著より

内田選手は選手ミーティングによる良い効果を肯定しながらも、選手ミーティングを頻繁にやらなければならないチームはあまり好ましくないと感じているようです。

それは、もし何か問題が起きたら選手ミーティングを開催せずとも普段から選手同士が話し合って解決できる環境にあるんだから、普段からコミュニケーションをとって解決すれば良いという考えを持っています。

確かに、うまく言っているチームは選手ミーティングを頻繁に開催することはないのでしょうね。

選手ミーティングを頻繁に開催しないということは、普段から選手間でコミュニケーションが取れていることにつながっていて、普段の選手間のコミュニケーションは異変を事前に察知できる能力が大切になってきます。

プレーが上手い下手だけではないんですね。

チームの一員として、チームの状態に気を配りながら異変は事前に察知して解決するということも、プロサッカー選手になるための大切な要素であるようです。

プロサッカー選手になるには?⑤: 勇気を持ってパスを出す

僕はプレッシャーを受けても安全なパスではなくて、逆に突破口を開くようなパスを常に狙っている。

僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人 著より

内田選手のポジションはサイドバックですが、常に変なタイミングでパスを出して一気にチャンスにつなげられるように心がけているようです。

サイドバックに対しては、相手が前に出て守備に来ていることから良い縦のパスが通るとビックチャンスにつながりやすいです。

一方で、相手の意表をついたパスというのは、味方も感じにくいところがあるのでパスが通らないことも多く、そのようなパスを出すには勇気がいるようです。

リスクを負ってビックチャンスにつながる可能性のあるパスを供給できるプレーヤーは一流に近づけるのだと思います。

プロサッカー選手になるには?⑥: サッカーを知っている

戦術やシステムを生かすのも殺すのも選手次第。サッカーを知っている選手がそのチームに多ければ多いほど、システムは効果的に機能しやすくなる。

僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人 著より

内田選手はフォーメーションシステムの形は大切だとしながら、そのシステムを選手がどれだけ理解して動けているのかが重要だと言います。

それは、監督がどんなに素晴らしいシステムや戦術を持っていても、それを選手たちが理解して動けていなければ意味を成さないからという考え方から来ているようです。

例えば、中村俊輔選手は2011年3月の復興支援チャリティーマッチで対戦した時に即席のチームであるにも関わらずとても良いプレーをしていたと言います。

それが出来たのは中村俊輔選手が「サッカーを知っている」から。

サッカーを知っている選手であればあるほど、監督の戦術を深く理解して試合に出場する機会が多い一流のプロサッカー選手に近づいていけます。

プロサッカー選手になるには?⑦: ケガに対する物差しを持っている

自分ができると思ううちはやるようにしている。

ただ、ドクターの意見を無視するようなことはしてはいけない。僕には専門的な知識はない。だから、ドクターの判断は尊重するようにしている。

僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人 著より

内田選手はケガに対する適切な感覚を持っていることが重要だと考えているようです。

サッカーにはケガがつきものです。

いま負っているケガの状態で試合に出ても問題が無いものであれば、多少無理をして試合に出て他の選手に出場機会を奪われないようにする。

いま負っているケガの状態で試合に出たら悪化するようであれば、ドクターの意見を聞いて治療に専念する。

そういった場面場面で適切な判断が出来ることが大切だと内田選手は考えています。

肉離れや腰骨の骨折など、様々なケガをしてきた内田選手だからこそ思う一流のプロサッカー選手になるための資質の一つです。

プロサッカー選手になるには?⑧: 予測する力を装備する

いかに失点を減らすか。そう考えた時に、高さ、スピード、1対1の強さのような見た目で分かりやすい能力と同じくらい大事だと思っているのが、予測する力だ。

僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人 著より

内田選手は、DFとして予測する力による失点を防ぐプレーを心がけていたようです。

DFは失点につながりやすいポジションです。

それを予測する力によって、キーパーがボールを弾く方向だったり、ゴール寸前でボールを弾き出すプレーをしていたのが内田選手です。

DFでなくても、MF, FWも予測をして決定的なラストパスを出したり、PKでキッカーを務める際などにこの予測する力が必要になってくる場面があるのではないでしょうか。

予測する力はプロサッカー選手になるために重要な資質の一つです。

プロサッカー選手になるには?⑨: 勝利に一番の喜びを見出せる

選手から見れば、どういう形でも良いから、勝ちゃいいんだ。
勝ちゃ、評価される。
逆に勝たなければ評価もされない。
サッカーってそういうものだと思う。

僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人 著より

内田選手は個人としてゴールやアシストを決めるよりも勝利に喜びを見いだせることが大切だと考えています。

自分の活躍よりも、勝つために何が出来るか、チームが何を求めているかを常に考えながらプレーしている内田選手だからこその考え方だと思います。

例えば、なでしこジャパンもW杯で優勝したことを契機に注目を浴びるようになり、南アフリカW杯も日本が決勝トーナメントまで勝ち上がったからこそ注目された側面があります。

勝たなければ注目も評価もされない、そんな厳しい環境であることを理解していることがプロのサッカー選手にとって大切な考え方の一つであると内田選手は考えているようです。

プロサッカー選手になるには?⑩: いやらしい選手になる

嫌な選手というのは確実に存在する。それは重心を外してくる選手。

僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人 著より

DFの内田選手にとって、いやらしい選手というのはDFの重心を外してくる選手のようです。

上手にドリブルを仕掛けてくる選手はDFの足の重心の逆、逆をついてきてディフェンスがしづらいようです。

日本代表で言えば、香川選手や乾選手がそのようないやらしいドリブルが出来る選手とのことですね。

内田選手もドリブルをする際は相手ディフェンスの重心を見ながら逆をつけるように挑戦し続けています。

相手が嫌がるいやらしいプレーをすることが出来る選手は、一流のプロサッカー選手に近づくことができます。

プロサッカー選手になるには?⑪: 同じ失敗は繰り返さない

リーグ再開戦となったハノーファー戦(2013年1月18日)では、先発出場することができ、試合にも5対4で勝つことができた。ひとつのポイントをクリアした。1年前と同じ失敗を繰り返さなかったことは、良かったと思っている。

僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人 著より

内田選手は同じ失敗を繰り返さないことがプロのサッカー選手に必要な資質の一つであると考えています。

それは、ケガによって試合から遠ざかった経験によって備わった考え方のようです。

2012年の冬に2回目のの肉離れをしてしまった際、1回目の肉離れによって試合から遠ざかった1年前の経験を生かし、自分を信じてリハビリを行いながらオフを過ごしたようです。

そして、内田選手はリーグ再開戦で先発出場をして勝利も勝ち取っています。

このように、1度目のケガをした経験を次に生かして、2回目はきっちり復帰するといったように同じ失敗を繰り返さない力がプロのサッカー選手には必要な力だと内田選手は考えています。

プロサッカー選手になるには?⑫: 弱い自分を受け入れられる

考えるのが面倒になった僕は最終的に放っておくことにした。気持ちが落ちるなら、一番下まで落ちてしまえばいい。そうなれば、あとは上がるしかないから。

僕は自分が見たことしか信じない 内田篤人 著より

内田選手は選手には波があると考えていて、うまくいかない波の時はある程度仕方がないことだと割り切ることが大切だと考えています。

色んな波を経験してみて、どんな波でも最終的には結局「やるしかない」という結論にたどり着くのだそうです。

そのため、良くない波の時には慌てないで弱いメンタルになっている自分を受け入れつつ浮上してくるのを待つようにしているようです。

例えば、ケガの時もプレー出来ないものは仕方がないですもんね。

ケガの時も試合に出られる状態になるまで、焦らずにリハビリに努めるしかありません。

良くない時に、その状態を受け入れて浮上してくるのを待つ力というのもプロサッカー選手には必要な資質のようです。

おわりに

ここまで、内田篤人選手が考える一流のプロサッカー選手になるために必要な資質を12個見てきました。

ここで、おさらいをしておきますー。

  • 監督のやりたいサッカーを理解する
  • 勝利の価値を纏う
  • 気を遣える
  • 異変を察知できる
  • 勇気を持ってパスを出す
  • サッカーを知っている
  • ケガに対する物差しを持っている
  • 予測する力を装備する
  • 勝利に一番の喜びを見出せる
  • いやらしい選手になる
  • 同じ失敗は繰り返さない
  • 弱い自分を受け入れられる

以上の12個になります。

2014年ブラジルW杯で全3試合にフル出場しており、ドイツブンデスリーガでドイツカップ優勝、欧州チャンピオンズリーグベスト4などの実績を残している内田選手が言うことなので説得力があるのではないでしょうか。

内田選手が書いた僕は自分が見たことしか信じないでは、サッカー選手になるための資質が語られている他、内田選手の歩んできたサッカー人生であったり、子供たちへのメッセージも書かれています。

興味のある方はぜひ読んでみてくださいー。

それではー。